理念
ごあいさつ
変わらず伝えてゆきたい
「生きる力」と「生きる知恵」

子どもたちには、夢を持ち、つかみとる力を身につけてほしい。そのためにも、私はぜひ、人として生きるための基本となる『生きる力』と、その助けになる基礎的な能力『生きる知恵』を授けたい。創立以来、沖学園はしつけ教育により生きる力を、学力や技術育成により生きる知恵を、子たちに伝えてきました。一方で、常に時代の声をとらえ、変化を恐れず教育環境を整えてきました。創立60周年を迎える今、沖学園レスキューチームを創設いたしました。近年頻発する自然災害に対応できる人材を育てるため、部活動として設立。学ぶ内容は救護技術、手話や英語、キャンプ技術やドローン操縦と多岐にわたり、その指導では自衛隊は消防署、有名大学など外部との連携も進めております。また、日本獣医師会の要請を受け、災害時のペットレスキューについても学ぶことになりました。生徒のスキルだけではなく『人を助けたい』『命を守りたい』という気持ちを育みたい。これも『生きる力』と『生きる知恵』であり、両方を伝えたいのです。生徒一人ひとりの個性がさらに輝くよう、私たちは全力で教え、褒め、叱ります。今この瞬間を、ともに全力で過ごしてみませんか。
校訓
沖学園で育む四つの心
自立心を持って学園生活を送り、また社会に出ても役立つように、沖学園では「感謝の心」「素直な心」「奉仕の心」「懺悔の心」の四心を校訓としています。どれも基本的な教えですが、生涯にわたって支えてくれる、かげかげのない「心の財産」となります。

教育目標
よりよき社会人の育成を理念として、
次の人格形成を目標にする。
- 高い教養に基づく豊かな情操と、常に中庸にして、正しい、人生観を持ち、心身共に健全な人格を育成する。
- 国際化社会に対応できる国際感覚と、平和、友好、協調の精神を堅持できる人格を育成する。
- 次代の社会を担うべき社会人として、進取の精神に富み、想像力豊かな人格を育成する。
- 絶えず進歩する産業界に即応できる専門技術を修得し、地域社会に貢献できる人格を育成する
教育方針
- 教師の経験と良識を傾注し、人物第一主義の教育に徹する。
- 授業の充実を図り、学力の向上に努め、個々に応じた適切な指導を行う。
- 進学者については、その素質能力を勘案し、適切な指導を行う。
- 生徒指導に万全を期し、産業人としての自覚を持った人間の育成に努める。
- 各企業体への就職に万全を期し、産業人としての自覚を持った人材の育成に努める。
- クラブ活動を強化し、個性の伸長と特技の発揮に重点を置く指導する。
スクール・ポリシー
- 本学園の使命(スクール・ミッション)
本学園は、これまで取り組んできた知・徳・体を一体的に育む教育を土台に、生徒・保護者のニーズを踏まえた教育を展開していきます。個々の実情に応じた「生きる力」と「生きる知恵」を育み、豊かなコミュニケーション能力や技能を身に付けさせる教育を推進していきます。以下の事柄を本学園の使命として取り組みます。
①地域に貢献する活動を通じて地域の課題に向き合い、解決するために必要な資質・能力を身に付けた生徒の育成
②異年齢の集団による活動を通じて、自らの個性を伸長するとともに、社会性や豊かな人間性を身に付けた生徒の育成
③将来の夢を実現させるための学習活動や実習を通じて、主体的に進路を選択し、決定していくための能力・資質を身に付けた生徒の育成
④部活動を通した活力のある生徒の育成
- スクール・ポリシー(3つの方針)
(1)育成を目指す資質・能力に関する方針(グラデュエーション・ポリシー)
本学園は、創設以来「感謝の心」「素直な心」「懺悔の心」「奉仕の心」の「四心」を柱として「生きる力」と「生きる知恵」を身に付けさせるという教育目標に基づき編成された教育課程において、所定の単位を履修及び習得するとともに、その学習成果として以下の資質・能力を身に付けた生徒に対して、学校長が卒業を認定します。
【本校で育成したい生徒像】
①社会生活を送っていく上で必要な礼節や、生きる力、リーダー力を身に付けた生徒
②物事を感情で判断するのではなく、論理的思考・多角的視点を持って、社会の様々な問題を解決するための力を身に付けた生徒
③個々の実情に応じた、豊かなコミュニケーション能力を身につけ、主体的に生きる知恵を身に付けた生徒
④国際社会の一員として、基礎的な資質と能力を身に付けた生徒
(2)教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)
本学園では、一貫して一人ひとりの気持ちに寄り添い、個性を伸ばす教育方針を掲げてきました。世の中で多様性(個性の尊重)が叫ばれる中、私たちが掲げている個性の尊重とは、他者を理解し認め合うことが出来る心の豊かさであると考えます。そのため、学ぶことの大切さを知り、視野を広げていくことの重要性を理解する姿勢の確立が、本学園の教育が目指すところになります。
各教科等で育む資質・能力を明確化し、授業のねらいや流れを明確に示します。個々の個性や能力に応じたコース選択を行うことにより、目標を持って学習に取り組むことができるようにするとともに、ICT等を活用したより分かりやすい授業の展開に努めていきます。
地域や社会と連携・協働することが出来る活動には積極的に参加をし、これまでの学びを人生や社会に活かそうとする人間力を育んでいきます。生徒が社会に参加をすることで、社会の一員であるとの認識を持ち、学校が地域や社会と連携・協働して、生徒の成長を支え、地域を創生する生徒の育成を図っていきます。
(3)入学者の受け入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)
本学園で学びたいとの意思を持ち、基本的な生活・学習習慣を確立させ、進路実現のために積極的に取り組む生徒を求めています。
①挨拶や礼儀を身につけ、規則正しい生活ができ、前向きに高校生活を送ろうとする生徒
②興味関心を持ち、自ら進んで勉学に励み、学力の向上をめざす生徒
③自分の夢・希望を実現したいという強い気持ちを持つ生徒
④生徒会活動、学級活動、地域における社会活動やボランティア活動、部活動等において強い意志
と関心を持ち、学習との両立を図る生徒
【入学者の選抜方法】
学力検査、個人調査書により本校で学ぶための基礎学力及び中学校における成績と校内外の活動の成果を、面接により基本的な生活習慣、意欲・関心等を判定します。